「辛とは細く長く続けていきたい」
以前そう言って頂いた時に、少し心寂しくなったことを思い出しました。
"細く"という言葉に、いつか途切れてしまう心細さや頼りなさをを感じ取ってしまったのです。
私はその時すかさず、「太く長くが良いです」と彼にお返ししました。
うどんのようにコシがあって粘りもあって、長く太く続けられる関係が良いと思ったからでした
そして昨夜、彼から再び
細く長いお付き合いがしたいという想いをいただきました。
でも以前のような心細さは感じませんでした。
ボッ!!と火がついて勢いよく燃え盛る炎は
瞬間の熱は凄いけれど、身を焦がしてかたちを消失させてしまうかもしれない。
彼が言う"細く長く"は、そのような一瞬で燃え上がり消えてしまう刹那な関係ではなくて
切れない糸のようにずっと長く繋がっていきたい思いであることを伝えてくださいました
彼のお仕事でのお客様との向き合いもそうでした。
何年何十年の長いお付き合いの中で、相手を大事に想い、真心を届ける。
温かく保たれた熱で細く長くと灯火が続いていきます
未来はわからないし、私も彼とこの先どうなりたいなどは考えていなくて。
彼が心地良くいてくださって
その隣で私も心地良くいられて
共に支え、支えられる毎日が
これからも細く長く続いていきますように